木は土に還り、土は木を育てます。
ミカンの剪定は、樹全体の日当たりや風通しを良くすることで、
毎年安定した着果や病害虫の発生の抑制といったねらいがあり、
欠かせない作業です。
私は、この作業で発生した剪定枝の処分に、パワーカッターを
導入しています。
枝葉は細かく砕き、幹は均一なチップ状に破砕し畑に戻します。
処分のつもりが腐葉土造りになり、約6ヶ月程で土に同化して
良質の肥料になります。
農業を営むためやむを得ないと例外措置されている「野焼き」
をやめ、環境対策の一環になっています。
剪定枝と伐採木
パワーカッター
剪定枝を投入
粉砕された剪定枝が吐出口から
細かく粉砕された状態
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